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EVIDENCE / 恋愛としぐさ

恋愛としぐさの研究まとめ

恋愛としぐさについて、研究でわかったことを5本、元の論文の出典つきでまとめています。わかったことだけでなく、研究の限界や「まだわからないこと」も書いています。

実験

一度浮気した人はまた浮気する?

必ず繰り返すと決まるわけではないが、前の交際で浮気した人は、次の交際でも浮気をする割合が高い傾向が見られた。

研究

どんな研究?

異性間の交際を2つ経験した成人484人を、2つの交際にわたって追いかけ、それぞれの交際での浮気の有無を比べた。

結果

数字で見ると

次の交際で浮気する割合は、しなかった人の約3倍。前の恋人の浮気を疑った人は次も疑う割合が約4倍。浮気の有無は本人の申告による。

出典: Knopp, Scott, Ritchie et al., "Once a Cheater, Always a Cheater? Serial Infidelity Across Subsequent Relationships" (Archives of Sexual Behavior, 2017)

実験

作り笑いは見た目で見分けられる?

映像を見て本物の笑顔か作り笑いかを当てた正答率は57〜58%で、当てずっぽうの50%に近い結果だった。

研究

どんな研究?

41人に自然な笑顔と意図的な作り笑いの両方を作ってもらい、その映像を73人に見せて本物か作り笑いかを判定してもらった。

結果

数字で見ると

作り笑いの正答率は57%、自然な笑顔は58%。表情筋の電気信号を使った自動判定では約91〜94%。映像での判定で、対面とは異なる可能性がある。

出典: Perusquía-Hernández, Ayabe-Kanamura & Suzuki, "Human perception and biosignal-based identification of posed and spontaneous smiles" (PLOS ONE, 2019)

ランダム化比較試験

マンネリは二人で何をすると変わる?

わくわくする活動を週90分一緒にする取り組みで、関係のわくわく感や前向きな気分、満足度が高くなっていた。

研究

どんな研究?

カップル101組を無作為に2つに分け、50組に週90分わくわくする活動を一緒にするよう勧める4週間のオンラインプログラムを行った。

結果

数字で見ると

終了時、取り組んだ組は待機した51組より満足度などが高く、4か月後も開始前より高かった。4か月後は同じ組の前後比較だけである。

出典: Coulter & Malouff, "Effects of an intervention designed to enhance romantic relationship excitement: A randomized-control trial" (Couple and Family Psychology: Research and Practice, 2013)

観察研究

喧嘩で冷めにくいのはどんな人?

関係は努力で育つと考える「成長思考」が強い人ほど、対立があっても関係への気持ち(コミットメント)が下がりにくかった。

研究

どんな研究?

128人の10日間の日記調査と、75組のカップルによる実験室での話し合いの実験を組み合わせて調べた。

結果

数字で見ると

どちらでも対立が多いほど関係への気持ちは下がったが、成長思考が強い人ほど落ち込みは小さかった。短期間の調査で、長期の追跡ではない。

出典: Knee, Patrick, Vietor & Neighbors, "Implicit theories of relationships: Moderators of the link between conflict and commitment" (Personality and Social Psychology Bulletin, 2004)

実験

元恋人の欠点を思い出すと楽になる?

欠点を思い出すと好きな気持ちは下がったが、気分は不快になった。楽しいことを考えると気分は良くなった。

研究

どんな研究?

長く付き合った相手と別れた20〜37歳の24人が、元恋人の写真を見る前に3つの方法を試し、脳波と自己評価で測った。

結果

数字で見ると

楽しいことで気をそらしても好きな気持ちは変わらなかった。写真を見た直後の変化だけを見た研究で、人数も24人と少ない。

出典: Langeslag & Sanchez, "Down-regulation of love feelings after a romantic break-up: Self-report and electrophysiological data" (Journal of Experimental Psychology: General, 2018)

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