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雨や気圧で関節が痛むは本当? 論文でわかったこと

結論: 湿気・低い気圧・風と、痛みに小さな関係があった。湿度が高い日、気圧が低い日、風が強い日に痛みが強まりやすかった。いちばん関係が強かったのは湿度。雨の量と気温は関係がなかった。湿って風が強く気圧が低い日でも、痛みが強まる確率は平均的な日より2割ほど高い程度だった。

「気圧 関節痛」について、元の論文でわかったことと、まだわかっていないことをまとめました。研究の種類と出典の論文は下にあります。

観察研究

雨の日は関節が痛む?

よく聞く説

「雨が降る前は膝が痛む」という話、よく聞くよね。関節炎のある人の約4分の3が、痛みは天気に左右されると感じているらしい。でも、これまでの研究では結論が出ていなかった。

調べたこと

2,658人が毎日スマホで痛みを記録

イギリスのマンチェスター大学などのチームが、慢性の痛みがある2,658人(83%が女性、平均51歳、多くは関節炎)に、15か月の期間中、スマホで痛みを記録してもらい、位置情報から近くの天気と照らし合わせた。

ほんとのところ

湿気・低い気圧・風と、痛みに小さな関係があった

湿度が高い日、気圧が低い日、風が強い日に痛みが強まりやすかった。いちばん関係が強かったのは湿度。雨の量と気温は関係がなかった。湿って風が強く気圧が低い日でも、痛みが強まる確率は平均的な日より2割ほど高い程度だった。

まだわからないこと

アプリを続けた人のデータ

記録を続けた人だけのデータで、参加者が全体を代表しているかには限界がある。痛みの強さは本人の感じ方で答えたもの。

出典: Dixon et al., "How the weather affects the pain of citizen scientists using a smartphone app" (npj Digital Medicine, 2019)

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