外国語は子どものうちに始めないと身につかない?
よく聞く説
「英語は小さいうちに始めないと手遅れ」ってよく聞くよね。大人になってから勉強している人ほど、気になる話かもしれない。データではどう見えるんだろう。
調べたこと
約67万人の英語の文法クイズを分析した
MITなどのチームがネットで英語の文法クイズを公開し、英語を母語とする人もしない人も含めて669,498人の答えを集めた。何歳で英語に触れ始めたか、何年使ってきたかと文法の力の関係を、計算モデルで見た。
わかったこと
文法を覚える力は17歳ごろまで保たれていた
文法を身につける力は子ども時代を通してほぼ変わらず、17.4歳ごろから下がっていた。ただ母語の人並みの文法に届くには、10〜12歳ごろまでに始める必要があるという結果だった。上達には何年もかかるので、遅く始めると時間が足りなくなるらしい。
まだわからないこと
測ったのは英語の文法だけ
1回のネットのクイズで、発音・単語・会話は測っていない。ある時点の答えから年齢の変化を推定したもので、同じ人を追いかけたわけではない。「母語の人並み」に届かなくても、大人から使える力をつけることは別の話。
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