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「早起きは三文の徳」は本当? 43万人の追跡でわかったこと

結論: はっきりした夜型は、少しだけ死亡リスクが高かった。年齢・喫煙・睡眠時間などをそろえても、はっきりした夜型の人ははっきりした朝型の人より、追跡中に亡くなるリスクが約10%高かった。心の不調(約1.9倍)や糖尿病(約1.3倍)を持つ人の割合も、夜型ほど多かった。

「早起きは三文の徳」について、元の論文でわかったことと、まだわかっていないことをまとめました。研究の種類と出典の論文は下にあります。

観察研究

「早起きは三文の徳」って本当?

よく聞く説

朝早く起きる人は得をする、ってことわざだよね。朝型の人のほうが健康で、夜型は体に悪いと聞くこともある。じゃあ、朝型か夜型かで、病気や寿命に本当に差が出るんだろうか。

調べた人

イギリスの43万人を約6年半追いかけた

2018年、ナットソンとフォン・シャンツは、イギリスの大規模な健康調査(UKバイオバンク)に参加した38〜73歳の433,268人を、平均6.5年追跡した。自分は朝型か夜型かを4段階で答えてもらい、病気や死亡との関係を見た。

わかったこと

はっきりした夜型は、少しだけ死亡リスクが高かった

年齢・喫煙・睡眠時間などをそろえても、はっきりした夜型の人ははっきりした朝型の人より、追跡中に亡くなるリスクが約10%高かった。心の不調(約1.9倍)や糖尿病(約1.3倍)を持つ人の割合も、夜型ほど多かった。

まだわからないこと

早起きに変えれば得をするかは、別の話

これは追跡して比べた研究で、夜型そのものが原因かはわからない。著者は、体内時計と仕事や社会の時間がずれ続けることが一因かもしれないと考えている。対象はイギリスの中高年で、朝型か夜型かは自己申告の1問だけだった。

出典: Knutson & von Schantz, "Associations between chronotype, morbidity and mortality in the UK Biobank cohort" (Chronobiology International, 2018)

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