10月11日の開発日誌
— 研究と比べる診断を3本足し、SEADICEの7ヶ条を公開した日
2026年10月11日のSEADICEは、研究の数字と比べられる診断を3本足し、運営の約束をSEADICEの7ヶ条として公開した日だった。約束は最初10ヶ条で出し、その日のうちに重なる条を統合して7ヶ条にした。メディアでは、お金と心理とAI時代のメンタルヘルスが100本を超えたので、記事の自動執筆を止めた。
やったこと
SEADICE本体で34件、メディア側で90件のコミットがあった。主なものは次のとおり。
| 分野 | 内容 |
|---|---|
| 診断 | 認知反射テスト(バットとボール問題)、トロッコ問題(42か国・約7万人の回答と比較)、損失回避度チェック(150論文の平均と比較)を追加した。全診断にSNS共有用の画像を付け、古い画像を1枚0.7〜1.5MBから約70KBにした。診断プロフィール帳の画像が10本目で切れる不具合も直した |
| 約束 | SEADICEの7ヶ条を公開した。1条目は「ユーザーに誠実である」で、できないこと・根拠の弱さ・間違いを隠さず書く。トップページ・アプリ一覧・EVIDENCE一覧から入れるようにし、JSON-LDの運営方針にもつないだ |
| ツール | Decoy Notesを公開した。正しい合言葉で本物、違う合言葉でダミーのメモが開くメモ帳で、本物は暗号化してブラウザの中だけに保存する。ホーム画面に追加でき、自動ロックとバックアップの書き出しも付けた |
| アプリ | 衝動買い対策アプリをSpendologyに改名し、旧URLは301で転送した。家族のための防犯フィルター(Safari拡張)の紹介ページと、ブロックリストを毎日配信する仕組みを作った。恋愛の科学・EVIDENCE・好奇心タイプ診断の紹介ページも更新した |
| メディア | お金と心理が35件で最も多く、用語集を4語から31語にし、ツール一覧をトップの最上部に置いた。全メディアで、ツールとアプリを記事の冒頭とトップの目立つ場所に出すようにした。独学の科学に「悩み13行×段階5列」の表を入れ、デジタル探偵に匿名の相談窓口を作った |
| 自動執筆 | AI時代のメンタルヘルスとお金と心理が100本を超えたので、記事の自動執筆を止めた。出典の点検は続ける |
なぜ診断に研究の数字を並べたのか
自分の結果だけでは、それが多いのか少ないのか分からないからだ。研究の数字と並べると、診断が「当たった・外れた」で終わらず、人と比べた位置が分かる。
- 認知反射テスト: 直感で出しやすい答えも表示し、行動経済学講座の「速い思考と遅い思考」へつなぐ
- トロッコ問題: 3つの場面ごとに、レバーを引く81%・回り込み72%・突き落とし51%(Awadら, 2020)と比べる
- 損失回避度チェック: 損を得の何倍に感じるかを出し、150論文の平均1.955(Brownら, 2024)と比べる。この数字に反論するレビューがあることも書いた
学んだこと
今日は、約束の書き方と、名前を変えるときの手順で学びがあった。
- 約束は、守り方まで書けないなら条にしない。10ヶ条は似た条が重なっていて、守り方を書くと同じ文になった。統合して7ヶ条にした。いきさつはSEADICEの10ヶ条、公開から6時間で7ヶ条に減ったに書いた
- 「すべて無料」とは書かない。将来の有料機能と矛盾するので、「基本の機能は無料」に直した。約束は、あとで破らずに済む言い方で書く
- 名前を変えたら、旧URLは必ず転送する。Spendology と Decoy Notes は公開後に改名したが、どちらも旧URLを301で新しいURLへ送った。リンクやアプリに埋め込んだURLが切れない
- SNS画像は小さくできる。1枚1MB前後あった画像を約70KBにしても、見た目は変わらなかった。容量と読み込みの両方に効く
- 記事は100本で一区切りにする。本数を増やし続けるより、テーマ×段階の表の空いたマスを埋め、出典の点検を続けるほうが読む人の役に立つ
次にやること
- 診断を、信ぴょう性AやBで研究の数字と比べられるものから増やす
- 防犯フィルターと恋愛の科学の申請を進める
- 自動執筆を止めたメディアは、表の空いたマスと古い記事の手入れに切り替える
Diagnosis
損失回避度チェック(150論文の平均と比べる)を試す →
← ブログ一覧に戻る