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EVIDENCE / 心理学の再現性

作り笑顔で楽しくなる? 追試でわかったこと

結論: 自分で笑顔をつくると、少し楽しくなった。写真の表情をまねる、言われたとおりに笑顔をつくる、という方法では、幸せな気持ちが強まったり、生まれたりした。一方、ペンをくわえる方法でははっきりした結果にならなかった。

「作り笑顔 効果」について、元の論文でわかったことと、まだわかっていないことをまとめました。研究の種類と出典の論文は下にあります。

実験

笑顔の形をつくると、楽しくなる?

よく聞く説

ペンを歯でくわえると口元が笑顔の形になって、マンガが面白く感じる——1988年のストラックたちの実験。「笑うと楽しくなる」の代表例として紹介されてきた。

確かめた人

意見の違う研究者が組んで、19か国で

2016年に大勢の研究室で同じペンの実験をやり直したら、差はほとんど出なかった。そこで2022年、考えの違う研究者どうしが組んで、19か国・3,878人で条件を分けて試した。

ほんとのところ

自分で笑顔をつくると、少し楽しくなった

写真の表情をまねる、言われたとおりに笑顔をつくる、という方法では、幸せな気持ちが強まったり、生まれたりした。一方、ペンをくわえる方法でははっきりした結果にならなかった。

まだわからないこと

ふだんの暮らしでも効くのか

わかったのは、実験室で短い時間に気分を答えてもらった結果。落ち込んでいるときや毎日の生活で同じように効くかは、この研究では確かめていない。ペンの方法も決着はついていない。

出典: Coles et al., "A multi-lab test of the facial feedback hypothesis by the Many Smiles Collaboration" (Nature Human Behaviour, 2022)

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