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ゲームで頭が良くなる・悪くなるは本当? 論文でわかったこと

結論: ゲームが長い子ほど、少し伸びていた。はじめの時点では、ゲームの時間と知能に関係はなかった。2年後は、ゲームの時間が長い子ほど知能の伸びが少し大きかった(効果の大きさ0.17)。SNSの時間は伸びと関係がなかったらしい。

「ゲーム 頭が良くなる」について、元の論文でわかったことと、まだわかっていないことをまとめました。研究の種類と出典の論文は下にあります。

観察研究

ゲームをすると、子どもの頭は悪くなる?

よく聞く説

「ゲームばかりだとバカになる」。子どものころ言われた人も多いよね。逆に「頭が良くなる」という話もある。子どもを2年間追いかけた研究を見てみよう。

調べたこと

アメリカの子ども約1万人を追跡

ソースらは、アメリカの大規模調査で9〜10歳の子ども9855人の画面時間と知能テストを調べ、5169人は2年後にも測った。遺伝のちがいや家庭の経済状況も、数字の上でそろえている。

ほんとのところ

ゲームが長い子ほど、少し伸びていた

はじめの時点では、ゲームの時間と知能に関係はなかった。2年後は、ゲームの時間が長い子ほど知能の伸びが少し大きかった(効果の大きさ0.17)。SNSの時間は伸びと関係がなかったらしい。

まだわからないこと

くじ引きで分けた研究ではない

観察研究なので、ゲームのおかげとは言い切れない。画面時間は自己申告で、対象はアメリカの子どもだけ。ゲームの種類も分けていない。ゲームで頭全体は鍛えられないとするメタ分析もある。

出典: Sauce et al., "The impact of digital media on children's intelligence while controlling for genetic differences in cognition and socioeconomic background" (Scientific Reports, 2022)

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