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お酒で顔が赤くなる人とがんの関係は? 論文でわかったこと

結論: 分解する酵素が弱く、がんのリスクが高い。赤くなる主な理由は、お酒からできる毒性のあるアセトアルデヒドを分解する酵素ALDH2が弱い体質。この体質の人が飲むと食道がんのリスクがかなり高く、大量に飲む人の追跡では喉や食道のがんが約12倍だった。

「お酒 顔が赤くなる がん」について、元の論文でわかったことと、まだわかっていないことをまとめました。研究の種類と出典の論文は下にあります。

レビュー

顔が赤くなる人は、お酒に注意?

よく聞く説

少し飲んだだけで顔が真っ赤になる人がいるよね。「飲めば強くなる」と言われることもあるけど、赤くなる体質とお酒の害には関係があるんだろうか。

調べた人

日米の研究者が、これまでの研究を整理した

2009年、アメリカ国立衛生研究所のブルックスらと日本の久里浜の研究者が、顔が赤くなる体質と食道がんの研究を読み比べて整理した。日本・中国・韓国の人の約36%が、飲むと顔が赤くなるという。

ほんとのところ

分解する酵素が弱く、がんのリスクが高い

赤くなる主な理由は、お酒からできる毒性のあるアセトアルデヒドを分解する酵素ALDH2が弱い体質。この体質の人が飲むと食道がんのリスクがかなり高く、大量に飲む人の追跡では喉や食道のがんが約12倍だった。

まだわからないこと

量ごとのリスクは、これだけではわからない

これは数字でまとめた分析ではなく、研究を読み比べた整理。約12倍は大量に飲む人の数字で、ふだん少し飲む人に同じ倍率が当てはまるわけではない。赤くならない理由が体質以外のこともある。

出典: Brooks et al., "The Alcohol Flushing Response: An Unrecognized Risk Factor for Esophageal Cancer from Alcohol Consumption" (PLoS Medicine, 2009)

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