金魚の記憶は3秒しかもたない?
よく聞く説
「金魚の記憶は3秒だから、水槽の中でも退屈しない」——冗談まじりによく聞く話だよね。でも、エサの時間になると寄ってくる魚を見ると、ちょっと怪しく感じない?
試したこと
エサで覚えさせて、12日あけてテストした
カナダのマキューアン大学のチームが、アフリカン・シクリッド(ラビドクロミス)という魚で実験。上に流れる縞模様に近づくとエサがもらえる練習をさせ、12日休ませてから、どちらの模様を選ぶかを見た。
ほんとのところ
12日たっても、覚えた模様を選んだ
12日あいても、魚はエサと結びついた模様をはっきり選んだ。逆向きの模様で覚え直させることもでき、少なくとも12日は覚えていられると研究者はまとめている。3秒で忘れる、という話とはだいぶ違う。
まだわからないこと
金魚そのもので、どこまでもつかは別
調べたのは金魚ではなくシクリッドで、研究室の1つの実験。覚え直しのテストでは、12日後に差が出ず、もう一度練習してから選べるようになった。金魚や他の魚で、何週間・何か月もつかは別の研究で確かめる必要がある。