森林浴で、ストレスは本当に減る?
よく聞く説
「森を歩くとストレスが減る」——森林浴は日本で生まれた言葉で、今は海外でも shinrin-yoku と呼ばれているよね。気分の話だけじゃなく、体の数字でも変わるのかが気になるところ。
調べた人
ストレスホルモンを測った研究を集めた
2019年、アントネッリたちは、森林浴の前後で唾液や血液のコルチゾール(ストレスで増えるホルモン)を測った研究を探した。971本を確かめて22本をレビューに、そのうち8本を数字でまとめた。
ほんとのところ
森にいるほうが、コルチゾールは低かった
22本のうち2本を除くすべてで、森の群は街などと比べてコルチゾールが低いか、森林浴の前後で下がっていた。8本のまとめでも、森の群は街の群より唾液のコルチゾールが低かった。短い期間ではストレスを下げるらしい。
まだわからないこと
「森に行ける」と期待するだけでも下がるかも
実は森の群は、森林浴をする前からコルチゾールが低かった。著者たちは「楽しみにする気持ち(プラセボ)」も大きく効いているかもしれないと書いている。データも少なく、長く続く効果かはまだわからない。
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