SEADICE / EVIDENCE / 意思決定バイアス / 単純接触効果

EVIDENCE / 意思決定バイアス

単純接触効果は本当? メタ分析でわかったこと

結論: 増える。でも、見すぎると下がる。見る回数が増えると好感度は上がったが、ある回数を過ぎると下がる、山なりの形だった。この形は目で見るものでは出たが、耳で聞くものでははっきりしなかった。

「単純接触効果」について、元の論文でわかったことと、まだわかっていないことをまとめました。研究の種類と出典の論文は下にあります。

メタ分析

何度も見るだけで、好きになる?

よく聞く説

何度も目にするだけで、そのものや人を好きになる——「単純接触効果」。もとは1968年、意味のわからない図形や単語を回数を変えて見せた実験が始まりで、恋愛や広告の話でよく出てくるよね。

調べた人

81本の論文の、268の結果をまとめた

2017年、モントヤたちは、くり返し見せたときに好感度やなじみ深さがどう変わるかを調べた研究をメタ分析した。81本の論文から、268の結果を集めた。

ほんとのところ

増える。でも、見すぎると下がる

見る回数が増えると好感度は上がったが、ある回数を過ぎると下がる、山なりの形だった。この形は目で見るものでは出たが、耳で聞くものでははっきりしなかった。

まだわからないこと

なぜ起きるのかは、まだ説明しきれていない

著者らは、これまでの説明のどれも結果をうまく説明できていないとまとめた。何回くらいで下がり始めるかは見せ方で変わり、実際の人間関係で同じことが起きるかもわからない。

出典: Montoya, Horton, Vevea, Citkowicz & Lauber, "A re-examination of the mere exposure effect: The influence of repeated exposure on recognition, familiarity, and liking" (Psychological Bulletin, 2017)

意思決定バイアスのほかの研究

意思決定バイアスの研究まとめ(16本)を読む

スワイプで1本ずつ読めるアプリもあります。気になった話は、出典つきで友だちに送れます。

EVIDENCEアプリ(無料)