周りに人が多いほど、誰も助けない?
よく聞く説
「大勢いると、みんな誰かがやると思って助けない」——傍観者効果としてよく聞く話だよね。1960年代から、たくさんの実験で調べられてきた。
調べた人
50年分の研究をまとめて分析した
2011年、フィッシャーたちは、1960年代から2010年までの傍観者の研究を集め、7,700人以上・105の結果をまとめてメタ分析した。
ほんとのところ
効果はあった。でも危険な場面では弱まった
周りに人がいると助ける人が減る、という効果は全体では確かにあった。ただ、危険がはっきりした場面や、加害者がその場にいるときは、その効果が弱まった。
まだわからないこと
本物の街の中では、違う結果も出ている
まとめたのは主に実験で作った場面。実際の街の防犯カメラ映像を調べた別の研究では、争いの10件中9件で誰かが助けに入っていた。現実でどのくらい起きるかは、まだ議論がある。
反対の結果街中の争いで、周りの人は助ける?実際の街の映像では、周りの人が多いほど助けが入りやすかった