防犯カメラをつけると、犯罪は減る?
素朴な疑問
駅でも商店街でも、防犯カメラはどんどん増えているよね。映っているとわかれば悪いことはしにくそう。でも、本当に犯罪は減っているのかな。
調べたこと
40年分の評価研究をまとめた
防犯カメラを置いた場所の犯罪がどう変わったかを調べた、40年分の研究をまとめたメタ分析。駐車場や住宅地など、場所ごとにも比べた。
わかったこと
減るのは「少し」。いちばん効いたのは駐車場
防犯カメラのある場所では、犯罪がはっきりと、ただし控えめに減っていた。効果が大きく安定していたのは駐車場で、住宅地でも減っていた。人がリアルタイムで見ている仕組みや、ほかの対策と組み合わせたものほど効果が大きかった。
まだわからないこと
カメラだけに頼る効果は小さい
効きやすいのは車や物の犯罪で、カメラを置くだけの対策は効果が小さかった。研究ごとに場所や国、カメラの使い方が違い、新しい技術を使ったカメラの効果は、これからの評価が必要とされている。
あわせて読む街灯を明るくすると、犯罪は減る?防犯カメラと街灯、場所に置く2つの対策の効き方を比べられる
あわせて読む目の絵の看板で自転車盗は減る?本物のカメラでなく「目の絵」でも、見られている感覚が働くかを試した実験