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ベイカーミラーピンクで気持ちは落ち着く? 追試でわかったこと

結論: もとの研究の結果は、再現されなかった。ピンクで攻撃的な行動が減るという、もとの結果は再現されなかった。

「ベイカーミラーピンク」について、元の論文でわかったことと、まだわかっていないことをまとめました。研究の種類と出典の論文は下にあります。

実験

ピンクの部屋にいると、気持ちが落ち着く?

よく聞く説

「ベイカーミラーピンク」という色に塗った部屋は、怒りや攻撃性をしずめる——そう言われ、欧米では刑務所の独房をこの色に塗るところも出てきた。もとは30年以上前の研究だ。

試したこと

条件をそろえた実験で、もう一度確かめた

ゲンショウたちは、もとの研究のやり方に問題があったと指摘した。そのうえで、条件をきっちりそろえて管理した実験をおこない、ベイカーミラーピンクが攻撃的な行動を減らすかを調べた。

ほんとのところ

もとの研究の結果は、再現されなかった

ピンクで攻撃的な行動が減るという、もとの結果は再現されなかった。

まだわからないこと

1つの実験で、ほかの場面はまだ

これは1つの実験の結果で、著者たち自身も限界があると書いている。調べたのは攻撃的な行動で、ピンクの部屋で「ほっとする」と感じるかどうかは別の問い。好きな色でくつろげる人がいても、この研究とは矛盾しない。

出典: Genschow, Noll, Wänke & Gersbach, "Does Baker-Miller pink reduce aggression in prison detention cells? A critical empirical examination" (Psychology, Crime & Law, 2015)

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