赤ワインは心臓にいい?
よく聞く説
赤ワインに入っているポリフェノールの一種「レスベラトロール」が、心臓や長生きにいいと聞くよね。動物の研究で寿命がのびた話が広まって、人気になった。
調べた人
イタリア・キャンティ地方の高齢者783人
2014年、センバらはワインの産地キャンティの2つの村に住む65歳以上の783人を、約9年追いかけた。尿の中のレスベラトロールの量を測り、食事でとっている量の目安にした。
ほんとのところ
多い人も少ない人も、差がなかった
量で4つに分けると、亡くなった人の割合は34.4%・31.6%・33.5%・37.4%で、はっきりした差はなかった。炎症の値や、心臓・血管の病気、がんとの関係も見られなかった。
まだわからないこと
ワインそのものを調べたわけではない
測ったのはふだんの食事でとるレスベラトロールの量で、ワインを飲む量ではない。追跡して比べた研究で、対象はイタリアの1地域の高齢者だけ。サプリのような多い量の話も別になる。
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