新規アプリ公開後の
「配線忘れ」を自動化した話
SEADICEでは、既知アプリのIDを1つのJSONレジストリで管理し、そこに載っていない新規アプリを検出したら、ジャンルハブ・プライバシー一覧・サイトマップへの反映を自動で行う仕組みにした。人手のチェックリストに頼るのをやめ、40本のアプリを1人で回すための最小限の自動化である。
なぜ「配線忘れ」が起きるのか
アプリを1本作るとlanding・privacyの2ページは必ず作るが、そこから先の反映作業を忘れやすい。
- ジャンルハブ: 家庭菜園・フィットネス・ペット健康などの一覧ページにカードを追加し忘れる
- プライバシー一覧: `/privacy/` にリンクを足し忘れ、ページ自体は存在するのに一覧から辿れない
- サイトマップ: `sitemap.xml` に新規URLを追加し忘れ、検索エンジンに存在を伝えられない
レジストリファイルで「既知のアプリ」を管理する
p/apps/.reflected.jsonという1つのJSON配列に、配線が完了したアプリIDだけを列挙している。
[
"kateisaien-app1",
"fitness-app1",
"procrastination-type"
]
`p/apps/`配下のディレクトリ一覧とこの配列を突き合わせるだけで、「新規に作られたが、まだどこにも反映されていないアプリ」を機械的に洗い出せる。差分を取るだけなので判定に迷いが生じない。
新規アプリ検出時に自動でやること
- アプリのindex.htmlから正式名称と一行説明を読み取る
- 該当ジャンルのハブページ(例:
p/tools/fitness/)にカードを追加 - プライバシーポリシーページが存在すれば一覧に追加。存在しなければ人間向けにToDoとして記録
sitemap.xmlにapp・privacyのURLを追加- すべて終わったらレジストリにIDを追加し、二度と再判定しない
一部だけ完了した場合の扱い
プライバシーページが未作成などで一部の手順しか終わらなくても、IDは必ずレジストリに追加し、未完了項目だけをサマリーで報告する運用にしている。
途中で失敗したアプリを毎回リトライし続けると、いつまでも「新規アプリ」として扱われ続けて無限にノイズを生む。1回判定したら記録して次に進み、足りない部分は人間の判断に戻す方が結果的に速い。
40本を1人で回すための最小限の自動化
現在SEADICEには40本のアプリが登録されており、ジャンルハブは9カテゴリに分かれている。この規模になると、公開のたびに全ファイルを目視確認するコストの方が、レジストリを1つ用意するコストより高くつく。
| 方式 | 反映漏れのリスク | 確認コスト |
|---|---|---|
| 都度チェックリストを目視 | 高い(本数が増えるほど悪化) | アプリ数に比例して増加 |
| レジストリとの差分検出 | 低い(未登録IDが必ず検出される) | ディレクトリ一覧とJSONの突合のみ |
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