うどんこ病の症状・原因・対策を完全解説
うどんこ病は葉が白い粉状になる糸状菌の病気で、初期なら感染葉の除去と重曹スプレー(500〜1000倍希釈)で対処できます。気温15〜25度・乾燥気味の春秋に特に発生しやすいため、風通しの確保が最大の予防策です。
うどんこ病の症状
うどんこ病の症状は非常に特徴的で、他の病気と見分けやすいです。
- 葉の表面に白い粉状のものが現れる(うどん粉をまぶしたよう)
- 初期は葉の一部に白い斑点として現れ、やがて葉全体に広がる
- 進行すると葉が黄色くなり、最終的に葉が枯れて落ちる
- 症状は主に葉の表面に出るが、裏面や茎にも広がることがある
うどんこ病の原因と発生しやすい条件
うどんこ病は糸状菌(カビ)の胞子が風で飛散して葉に付着・感染します。気温15〜25度・乾燥した環境で急速に広がるため、春と秋は特に注意が必要です。
発生しやすい条件
- 気温15〜25度:春や秋に特に発生しやすい
- 乾燥気味の環境:実は梅雨より乾燥した時期のほうが発生しやすい
- 密植・風通しの悪い環境:胞子が広がりやすくなる
- 窒素過多:肥料のやりすぎで柔らかい組織になると感染しやすい
うどんこ病になりやすい野菜
ウリ科(キュウリ・カボチャ)が最もなりやすく、次いでナス科・イチゴが要注意です。これらを育てている場合は春秋に週1回以上の葉の観察が必要です。
- キュウリ・カボチャ・ズッキーニ(ウリ科):特になりやすい
- トマト・ナス・ピーマン(ナス科):梅雨明け後に多発
- イチゴ:春の栽培期に注意
うどんこ病の対策・治し方
初期は感染葉の除去と重曹スプレーで対処します。進行した場合はカリグリーンなど有機JAS認定の農薬を使用します。早期発見・早期対処が被害を最小限にする鍵です。
初期段階の対処法
- 感染した葉の除去:白い粉のついた葉をすぐに取り除き、土の上に落とさないようにする
- 重曹スプレー:重曹を500〜1000倍に希釈してスプレー。pHを上げて菌の増殖を抑える
- 酢スプレー:食酢を200〜300倍に希釈してスプレー
進行した場合
有機JAS認定の農薬(「カリグリーン」など重曹系)や「石灰硫黄合剤」を使用します。家庭菜園でよく使われる「モレスタン水和剤」なども効果的です。
うどんこ病の予防方法
- 密植を避けて風通しよく栽培する
- 窒素肥料のやりすぎを避ける
- 古い葉や下葉を定期的に整理して通気性を保つ
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