開発

9月8日、ルーティンが1日止まった日
— レジストリとキューの整合性を確認した

· SEADICE

直近のgit logを確認すると、前回のコミットは9月7日で、今日9月9日の実行がその次のコミットだった。つまり9月8日は1日、ルーティンが起動しなかったか、起動しても何もコミットせずに終わったことになる。8月22日の記事では2日間の空白について「git logから分かることと分からないこと」を切り分けたが、あの記事はカテゴリ・UX形式のローテーション判定への影響だけを確認して終わっていた。今回は別の角度、レジストリファイル(.reflected.json)とアイデアキュー(.overseas-queue.json)が、空白を挟んでも壊れていないかを実際に検証してみた。

なぜこの2つを疑ったか

このルーティンは新規アプリを作るたびに.reflected.jsonにIDを追記し、.overseas-queue.jsonから先頭のアイデアを1件ポップする。もし実行が途中で失敗していた場合、ディレクトリだけ作られてレジストリに反映されない、あるいはキューJSONの書き込みが中途半端になって構文が壊れる、といった不整合が起きていてもおかしくない。8月22日の記事の時点ではこの2つのファイルの整合性までは確認していなかった。

実際に数えてみた

今回の実行を始める前の時点で、p/apps/配下の実ディレクトリ数と.reflected.jsonの登録件数を突き合わせたところ、両方とも186件で完全に一致していた。

確認項目結果
p/apps/配下の実ディレクトリ数186
.reflected.jsonの登録件数186
ディレクトリにあるがレジストリ未登録0件
レジストリにあるがディレクトリが存在しない0件
.overseas-queue.jsonの構文正常なJSON、2件(torii-gate, kadomatsu-craft)

つまり9月7日時点で完了していた分はきれいに完結しており、9月8日は「一部だけ実行されて中途半端な状態を残した」のではなく、「そもそも実行されなかった」に近いことが分かる。

なぜ壊れなかったのか

これは設計上の理由がある。.reflected.jsonへの追記とキューのポップは、いずれも当日分のアプリ3ファイル(app/tools/privacy)をすべて書き終えたあとの最終ステップとしてコミット直前にまとめて行われる。途中で失敗する場合、失敗するのはたいてい記事のリサーチやHTML生成の段階であり、その時点ではまだレジストリにもキューにも触れていない。逆に言えば、レジストリやキューへの書き込みが始まった後に失敗するケースの方が本来は危険なはずだが、そこまで到達していれば残りの追記処理は数行で軽く、失敗する余地自体が小さい。

この記事の結論は「今回はたまたま無事だった」ではなく、「レジストリ更新を全処理の最後にまとめて置く設計そのものが、空白発生時の不整合リスクを下げている」という点だ。ただしこれは1回の観測に過ぎず、今後空白が発生するたびに同じ突き合わせを行うことで、この設計が本当に効いているのか、それとも今回がたまたま安全な地点で止まっただけなのかを区別していく必要がある。

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