開発

Flutterアプリに
アフィリエイトリンクを導入する方法

· SEADICE

FlutterアプリにAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトのリンクを組み込むことで、AdMob広告以外の収益源を作れます。実装はシンプルで、url_launcherで外部ブラウザに飛ばすだけです。

アフィリエイトリンクの仕組み

アフィリエイトリンクとは、あなたのIDが埋め込まれたURLのことです。ユーザーがそのURLをタップしてECサイトで購入すると、購入額の数%があなたの報酬になります。アプリ側の実装はURLを開くだけなので、SDK不要で導入できます。

楽天アフィリエイトの始め方

楽天アフィリエイトは審査不要で最も始めやすいサービスです。楽天会員であれば即日利用できます。

  1. 楽天アフィリエイト(affiliate.rakuten.co.jp)にログイン
  2. 管理画面でアフィリエイトIDを確認(例:12345678.abcdef12.12345679.abcdef34
  3. 紹介したい商品ページでリンク生成ボタンをクリック
  4. テキストリンクのHTMLからhref URLを取り出す

楽天の商品検索URLにアフィリエイトIDを組み合わせることで、特定のキーワード検索にリンクすることもできます。ただし検索結果ページ経由だと成果計測が不安定なため、特定商品のアフィリエイトリンクを使うのが確実です。

Amazonアソシエイトの始め方

Amazonアソシエイトは報酬率が高めですが、180日以内に3件の購入が必要です。自分でテスト購入3件を行えばクリアできます。

  1. Amazonアソシエイト(affiliate.amazon.co.jp)に申請
  2. 仮承認後、アソシエイトIDを取得(例:yourname-22
  3. 商品URLに?tag=yourname-22を付けるだけでアフィリエイトリンクになる
  4. 180日以内に3件成立で本承認

Amazon検索へのリンクは以下の形式です:

https://www.amazon.co.jp/s?k=検索キーワード&tag=yourname-22

Flutterでの実装方法

実装はurl_launcherパッケージを使うだけです。外部ブラウザを開くため、アプリ内にSDKを入れる必要はありません。

1. pubspec.yamlに追加

dependencies:
  url_launcher: ^6.3.0

2. URLを開く関数を実装

import 'package:url_launcher/url_launcher.dart';

// Amazon
Future<void> openAmazon(String keyword) async {
  final url = Uri.parse(
    'https://www.amazon.co.jp/s?k=${Uri.encodeComponent(keyword)}&tag=yourname-22'
  );
  if (await canLaunchUrl(url)) {
    await launchUrl(url, mode: LaunchMode.externalApplication);
  }
}

// 楽天(特定商品リンク)
Future<void> openRakuten(String affiliateUrl) async {
  final url = Uri.parse(affiliateUrl);
  if (await canLaunchUrl(url)) {
    await launchUrl(url, mode: LaunchMode.externalApplication);
  }
}

3. ボタンに組み込む

OutlinedButton.icon(
  onPressed: () => openAmazon('pH計 土壌'),
  icon: const Icon(Icons.open_in_new, size: 14),
  label: const Text('Amazonで探す'),
)

App Store審査での注意点

アフィリエイトリンクをアプリに組み込む際、App Storeの審査でリジェクトされないために以下の点に注意してください。

楽天APIについて(2026年7月時点)

楽天ウェブサービスは2026年2月にインフラ移行を実施し、旧ドメイン(app.rakuten.co.jp)が2026年5月に停止しました。新ドメイン(openapi.rakuten.co.jp)への移行が進んでいますが、2026年7月時点では新APIのエンドポイント仕様が安定していません。商品の自動検索・リンク生成にAPIを使いたい場合は、楽天デベロッパーポータルの最新ドキュメントを確認してください。

APIが使えない間は、商品ごとに手動でアフィリエイトリンクを発行するのが確実です。

AdMobとアフィリエイトの使い分け

手法収益タイミング実装難易度向いているアプリ
AdMobバナー表示されるたびにすべてのアプリ
アフィリエイト購入されたとき特定商品を紹介できるアプリ
内部課金購入されたときプレミアム機能があるアプリ

アフィリエイトはAdMobの収益を補完する位置づけで、特に「このアプリに関連する商品」を自然に紹介できる場合に効果的です。pH辞典アプリなら土壌pH計・石灰、水やり管理アプリなら植木鉢・土などが商品候補になります。

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