Flutterアプリに
アフィリエイトリンクを導入する方法
FlutterアプリにAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトのリンクを組み込むことで、AdMob広告以外の収益源を作れます。実装はシンプルで、url_launcherで外部ブラウザに飛ばすだけです。
アフィリエイトリンクの仕組み
アフィリエイトリンクとは、あなたのIDが埋め込まれたURLのことです。ユーザーがそのURLをタップしてECサイトで購入すると、購入額の数%があなたの報酬になります。アプリ側の実装はURLを開くだけなので、SDK不要で導入できます。
- 楽天アフィリエイト:報酬率1〜3%、審査なし・即日利用可能
- Amazonアソシエイト:報酬率2〜10%、180日以内に3件の購入が必要
楽天アフィリエイトの始め方
楽天アフィリエイトは審査不要で最も始めやすいサービスです。楽天会員であれば即日利用できます。
- 楽天アフィリエイト(affiliate.rakuten.co.jp)にログイン
- 管理画面でアフィリエイトIDを確認(例:
12345678.abcdef12.12345679.abcdef34) - 紹介したい商品ページでリンク生成ボタンをクリック
- テキストリンクのHTMLからhref URLを取り出す
楽天の商品検索URLにアフィリエイトIDを組み合わせることで、特定のキーワード検索にリンクすることもできます。ただし検索結果ページ経由だと成果計測が不安定なため、特定商品のアフィリエイトリンクを使うのが確実です。
Amazonアソシエイトの始め方
Amazonアソシエイトは報酬率が高めですが、180日以内に3件の購入が必要です。自分でテスト購入3件を行えばクリアできます。
- Amazonアソシエイト(affiliate.amazon.co.jp)に申請
- 仮承認後、アソシエイトIDを取得(例:
yourname-22) - 商品URLに
?tag=yourname-22を付けるだけでアフィリエイトリンクになる - 180日以内に3件成立で本承認
Amazon検索へのリンクは以下の形式です:
https://www.amazon.co.jp/s?k=検索キーワード&tag=yourname-22
Flutterでの実装方法
実装はurl_launcherパッケージを使うだけです。外部ブラウザを開くため、アプリ内にSDKを入れる必要はありません。
1. pubspec.yamlに追加
dependencies:
url_launcher: ^6.3.0
2. URLを開く関数を実装
import 'package:url_launcher/url_launcher.dart';
// Amazon
Future<void> openAmazon(String keyword) async {
final url = Uri.parse(
'https://www.amazon.co.jp/s?k=${Uri.encodeComponent(keyword)}&tag=yourname-22'
);
if (await canLaunchUrl(url)) {
await launchUrl(url, mode: LaunchMode.externalApplication);
}
}
// 楽天(特定商品リンク)
Future<void> openRakuten(String affiliateUrl) async {
final url = Uri.parse(affiliateUrl);
if (await canLaunchUrl(url)) {
await launchUrl(url, mode: LaunchMode.externalApplication);
}
}
3. ボタンに組み込む
OutlinedButton.icon(
onPressed: () => openAmazon('pH計 土壌'),
icon: const Icon(Icons.open_in_new, size: 14),
label: const Text('Amazonで探す'),
)
App Store審査での注意点
アフィリエイトリンクをアプリに組み込む際、App Storeの審査でリジェクトされないために以下の点に注意してください。
- アプリが「リンク集だけ」と判断されないようにする:アフィリエイトリンクはあくまで補助機能として、メインのアプリ機能(辞典・ツールなど)があることが必須
- 外部サイトへの誘導であることを明示する:「タップするとAmazonが開きます」などの説明を表示する
- Guideline 3.2.1違反に注意:アプリが実質的にECサイトへの誘導だけを目的としていると判断されるとリジェクトされる
楽天APIについて(2026年7月時点)
楽天ウェブサービスは2026年2月にインフラ移行を実施し、旧ドメイン(app.rakuten.co.jp)が2026年5月に停止しました。新ドメイン(openapi.rakuten.co.jp)への移行が進んでいますが、2026年7月時点では新APIのエンドポイント仕様が安定していません。商品の自動検索・リンク生成にAPIを使いたい場合は、楽天デベロッパーポータルの最新ドキュメントを確認してください。
APIが使えない間は、商品ごとに手動でアフィリエイトリンクを発行するのが確実です。
AdMobとアフィリエイトの使い分け
| 手法 | 収益タイミング | 実装難易度 | 向いているアプリ |
|---|---|---|---|
| AdMobバナー | 表示されるたびに | 低 | すべてのアプリ |
| アフィリエイト | 購入されたとき | 低 | 特定商品を紹介できるアプリ |
| 内部課金 | 購入されたとき | 高 | プレミアム機能があるアプリ |
アフィリエイトはAdMobの収益を補完する位置づけで、特に「このアプリに関連する商品」を自然に紹介できる場合に効果的です。pH辞典アプリなら土壌pH計・石灰、水やり管理アプリなら植木鉢・土などが商品候補になります。
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